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COLORS☆黒子のバスケ

第7章 十人十色


そしてついに…
黄瀬くんの青峰くんのコピーが
完成した。

海常の士気が上がり、
そして、青峰くんの4ファウル。

これはもしかして…。

私はなんだか物凄くドキドキしていた。

が、しかし。

そこで負ける青峰くんではなかった。

やっぱり青峰くんは…

最強だった。

結局黄瀬くんは…
また青峰くんに…

負けたのだった。


青峰くんのコピーの負担。
試合終了後黄瀬くんは
立てなくなっていた。

そして、私の見たことのない表情の黄瀬くんが
コートに居た。

彼は…泣いていた。





日向「おし、帰るぞぉー」

るり「あの、先輩!」

日向「ん?どうしたぁ?」

るり「すいません。先に帰っててください。」

日向「はぁ?お前なに言ってんだ!だぁほ!団体行動乱すな!」

るり「お願いします。」

私は頭を下げた。

黒子「僕からもお願いします。」

るり「え?」

横をみると、黒子くんも頭を下げてくれていた。

日向「…しゃーねぇなぁ。監督には俺から言っとくよ。気をつけて帰るんだぞ。」

るり「!!ありがとうございます。」

黒子くんは静かに笑っていた。

るり「ありがとう。」

黒子「いえ。」 


そして私は、黄瀬くんが出てくるのを待った。
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