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COLORS☆黒子のバスケ

第39章 変化していく心情。


るり「元に…戻ってよ…。」

私がそう言うと、
青峰くんは私を睨みつけた。


青峰「なんだよ!?何か文句あんのかよ!?俺は試合にも出てるし、得点だって一番決めてんだろ!?勝てばそれでいいんだろ!?」


青峰くんは私の腕を掴むと、
無理矢理に壁の方へ押しやった。

るり「青峰くん!!痛いよっ!」

青峰「どうにかしたいんだったら俺に勝てる奴連れて来いよ。」

その時の青峰くんの顔は悲し気で
苦しそうだった。


るり「いつか・・・絶対現れるよ…だから…!」

青峰「俺に勝てるのは俺だけだ。…試合には出る。安心しろ。」


青峰くんは私の手を離した。
そして、また私に背を向けて歩きだした。


るり「青峰くんっ!!!待ってよ!」


赤司「るり!!!!」

その声に私は足を止めた。
赤司くんがこちらを睨みつけていた。

るり「あか…し…くん…。」

赤司くんは私の方へどんどんと近づき、
私の手を掴んだ。

赤司「…僕の指示以外で…僕の目の届かない所で他の男と二人っきりになるなと言ったはずだ。」

るり「でも…」

赤司「…僕に口答えするな。」

赤司くんの目は怖かった。
その命令の意図も

私には理解できなかった。





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