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COLORS☆黒子のバスケ

第38章 変化していく日常。


その日部活に行くと、
赤司くんはいつも通りだった。

虹村「お、神谷!おつかれ。」
虹村先輩が私の頭をワシワシと撫でた。

るり「お疲れ様です!」
私が頭を下げると、
虹村先輩は私の髪を触った。

虹村「お前、髪、キレイだな。」

るり「へ!?あ、ありがとうございます。」

私が顔をあげると、
先輩の背後に居る赤司くんと目が合った。

この時、初めて見た。
彼の別人のような
冷たい目を…。


ぞっと背筋が凍るような冷たい目で
私を見つめて居た。


るり「…あ。」

虹村「ん?…うわぁ!?赤司!?無言で後ろに立つなよー!」

赤司「先輩、顧問が呼んでいました。」

虹村「そうか。分かった。じゃぁ、頑張れよ。神谷」

先輩が去っていく。
その場には私と冷たい目をした赤司くんだけになった。

るり「…あ、あの…」

何か声をかけなければ…
そう思っていても言葉は出なかった。

赤司くんは無言で私の目の前から去って行った。

何か…
悪いことをしてしまったのだろうか…?

私はその日、
ずっともやもやしながら
仕事をこなしていた。

桃井「ごめん!るりちゃん!ギャラリー席の掃除お願いしてもいい?」

るり「うん!わかった!」

私はギャラリー席へと駆け上がった。

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