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COLORS☆黒子のバスケ

第17章 誠凛VS霧崎第一


~廊下 降旗side~

神谷を探して5分は走りまわっただろうか。
まだ見つからない。

もうすぐで試合がはじまるから戻らなければいけない。
どこに行ってしまったんだ…。

ふと、目の前に霧崎第一のジャージの奴らが居たので思わず隠れた。

一瞬目があった気がしたが、
気づいていなかったのか、大きな声で何かを話はじめた。

「ってかさぁ、あいつも相当なバカだよなぁ?」
「あぁ、あの誠凛のマネージャーだろ?」

誠凛のマネージャー…!?
胸が緊張で思わず高鳴った。

「花宮さんに騙されて俺達の控え室に捕まってやんの。」
「本当にバカだよなぁ?自分がどうなるかも知らずに…」

神谷が霧崎第一の控え室に…!?


「ま、俺達が勝ったら無事に開放だけどさ。」
「あぁ、絶対にないが俺達が負けたら…やべぇ!超興奮する!」

・・・神谷が危ない。
どうしよう。
どうしたらいいのか…。

試合時間も近いので、
とりあえず、俺はみんなの所に戻る事にした。

控え室に戻ると、
ピリピリとしたムードで
先ほどのことを伝えると、

火神や黒子が相手控え室に殴りこみに行きそうで

何も言えずに試合会場に向かった。

こっそりとリコ先輩にだけ伝えると
リコ先輩はギリっと歯軋りをし、
頭を抱えていた。





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