第3章 きっかけ
荷物が片付け終わった1ヶ月後
結衣「うぅ〜寒いわね〜」
結衣はコタツに入りながら冷えをしのいでいた
結衣「まだ10月なのにこの寒さ異常よ!」
と一人で怒っていると
ピンポーン
結衣「誰だろう」
ドアを開くとランドセルを背負った風太がたっていた
結衣「どうしたの?」
風太「鍵なくしちゃって」
「お母さん帰ってくるの明日なんだ」
風太は少し涙目だった
結衣「寒いでしょ?」
「ほら入って」
風太「おじゃましまーす」
「あの…その…」
結衣「お姉ちゃんでいいよ」
結衣は少しドヤ顔気味でそう言った
風太「お姉…ちゃん」
結衣「そうお姉ちゃん」
風太「お姉ちゃんありがとう」
風太は一人っ子のためお姉ちゃんができたことは嬉しかった