第4章 反世界
なんか会議にリモートで参加する事になったモモリ達。
報告書の中に変なの混ぜるのやめて下さい!デスカラス様!
その報告書の中に混じったのをポーイと捨てるシラベドンナ。
「魔男のイチの存在を!全世界に公表することを!」
いいんか。それ。私の習得魔法も公表してないってのに。
おお、みなさん賛成してる。私は正直どちらでもいい。本当に。
デスカラス様とトゲアイス様喧嘩始めちゃったぜ。
イチアンタがいない間に色々決まってしまったのだよ………。
『さすがにキノコデカすぎだわ。屋根から降りろー!イチ!!』
「あれは収穫のしがいがある!」
『すんな』
「いっ、イチくん!危ないよ!」
「リードでもつけるか…」
今、私達はホイタカにいる。まさかのトゲアイス様とイチがキノコの魔法の習得対決まで始めちまったよ。いつの間にか会議で決まっていた事なんだけど。
あーあ、やっぱり2人の言い合いはじまったよ。
「5分もジッとしてられない自信がある!!野生児は山で暮らすものだ!魔法もクムギとモモリに教えてもらうからいい!」
『なんでよ』
「野生児の自覚あんのかい」
「えぇっ!?」
『キノコ狩りかー。イチ、私はあんたと違って野生児じゃないし、都会っ子だからさぁ』
「今度キノコの見分け方教えるぞ!」
『はいはい気持ちだけでじゅうぶ………………ん?』
さっき…………誰かと目が合った気がする…………気のせいだよね!多分!
あーさっさとイチ達の所言ってキノコどーにかするか………………
キノコ狩りが始まったのはいいが、色々防護したり菌まみれだし!もうやだ!終わったらあとで魔法かけて綺麗にしておこう!
『見つけたぜ!キノコ観念しやがれえええ!イチそっち!』
「おう!」
キノコめ、すばしっこいな……。おとりになっているのはクムギちゃん…………そっから…………
もう少しで!え………………
イチはキノコの魔法を習得しかけた瞬間、キノコとは真逆の方向へと行ってしまったのだ…………
なんで!?
え!?
もうトゲアイス様が習得しちゃったよ!知らんよ!アンタの負けよ!それと誰か、いる……………?
誰だ。真っ白な……………