第2章 突然のお呼び出し
今、首都ナタリーではある事が話題になっていた。
「男の魔法使いが最近出てきたって!?」
「あくまでも噂よ!」
「男なんて魔法が使えるわけがないのに〜」
『マジかよ……………』
そんな噂を耳にしたモモリ絶対そんな事ありえないはずなのにでもありえるかもしれない……………
心当たりがあるからだ。
「本当よ」
『マジでマジなんですよね!?!?』
「ええ」
モモリはマネーゴールドに呼び出しをされていた。
「あなたの習得した魔法ってたしか…………1年ほど前に報告していた……でもその魔法は公表はしてないし、他の魔女にも共有はしていないし、登録もしてないけど………………」
私はモモリ。魔女候補生!普通の女子!!と言いたい所ではあるがそうでもない。
この首都ナタリーで観光協会的な仕事をしているけどこの習得している運気が少しだけあがる魔法のせいで観光客にちょい人気なのだ。あと、一部の層。だいたい男。私に踏まれたい奴多いらしい。雰囲気はふわふわしているけど、中身とのギャップやこの厚底や格好のせいで………。変な客ついてる。たまにくる。踏んで欲しいって踏むか!!!
もう1つ習得している魔法がある。それは男の魔法使いの習得した魔法が訓練や修練なしでも呪文さえ唱えればすぐ!即席で使えちゃう魔法!つまり協会に魔法登録前でも使えちゃうのだ!普通は訓練して使えるものだけど魔法って。でもなんかそれは例外らしい。
それは1年前の事だった。
「お姉さんちょっとお茶しようよ〜ねぇ〜」
『うぜえナンパだなぁ。あっちいけ!』
「いや、ちょっとぐらい………」
『黙れよ!こっちは忙しいんってだ!!!』
モモリはナンパ男に膝で腹パンをした。
「ぐっ…………」
『しつこいなぁ。早くさっさとどっか行け』
「うわぁぁぁ」
『いったか………』
「ねぇねぇねぇ!!!」
『うん?あれあんた何よ?魔法??』
「そうよ!私は魔法よ!」
『なんの魔法よ…………』
「男の魔法使いが習得した魔法が協会登録前でもすぐに使える魔法!」
『はい??』
つーか男自体魔法使えないんだけど。
「それに先ほどあなたは習得条件を満たしました!」
『あ、え、なんで』
「ナンパ男撃退したから!」
『そんなんで!?』