第4章 反世界
あーやっぱり無茶してるよイチ。
ウロロ使ったのは凄かったけど、あそこまでしてでも勝てないなんて………………。
デスカラス様やっぱりすごい。あそこまで反世界の魔法と戦ってるなんて。
「おい…………そこの小娘…………」
『え、私…………?』
反世界の威圧感に圧倒されるモモリ。
「そうだ。噂によるとあの小鼠とは何か繋がりがあるみたいだな?」
『小鼠………イチの事ね…………。あいつ?たいした関係じゃないけど?ただのバカで野生児だけど?』
「そうか………」
『でもね、ちょっと試したい事があるから付き合ってくれる?ああ、これでバレちゃうか…』
そう言いながらモモリは魔法具を取り出す。長さ15から20センチのステッキで上部がハート型になっており、ハートの部分に魔法石、ハートと棒部分の境目にリボンが付いていた。
『私普段、攻撃魔法なんて使う機会ないから不得意ではないけどコントロールズレたら悪いわね!!!
【即使】ライトアウェイ!!』
からーーの
『【雷狐】!!』
イチが習得して登録された魔法だけども、修練してなくても使えるじゃん!!
攻撃魔法使うの楽しい!!
『やっぱりダメージないなぁ。まあ、いいやイチも使っていたけど…………【即使】!!【氷鮫】!!』
反世界は凍らされるがすぐに砕ける氷。反世界に魔法で引き寄せられるモモリ。
『まぁ、試してみたかっただけだし…………。な、なに……腰を掴むな!』
コイツ魔法のくせに顔はいいな。
「やっぱりお前………………噂通り小鼠の………………」
『あーあバレちゃったわね。まあ、いいんだけど。で、何?離して欲しいんだけど!顔近いし!』
モモリの顎を手で掴む反世界。
「こっち見ろ…………お前……小鼠同様……………」
『なんだよ!離せよ!あーー!もーーー!!
離せって言ってんでしょ!!!!』
とうとうキレたモモリ。膝で反世界の腹に蹴りを入れる。
「ぐはっ………………」
それを見ていた周りは……………あんぐりしていた…………全員が思っただろう。
物理攻撃!!!!魔法使わないのかい!!!!!
と…………………。