第3章 【土方】想うが故の
土「・・・俺にゃその資格はねェよ」
「私のことを想ってるなら、ギュッてして、キスしてください」
想っているから、あんな思いをさせてしまった自分が許せないのだ。だから、優しくする資格なんて、を愛する資格なんてないと思っていた。
「大切だから離れる、はもう飽きました。大切なら、私のことが好きなら・・・」
ギュ・・・
土「それ以上言うんじゃねェ。どんどん情けねェ男になってくだろ。ここからは俺が言う」
土方は優しくも強くを抱きしめた。
土「俺はお前が好きだ、愛してる」
「・・・うん」
そして土方は優しくの頬に手を添えると顔を近づけ、触れるだけのキスをした。
少しして、屋台の店主を捕まえたという情報が入った。店主は内側から真選組を潰そうとしていた攘夷志士だったとの話だ。
そして、数人の隊士からはどこか避けられている、というより気まずそうな雰囲気で話されることに気づく。
「ねぇ、いい加減にして。なんでそんなに私を避けるわけ?」
ついに、自分を避けている隊士を問い詰めた。
同じく自分を避けている隊士を集め、全員に聞いたのだ。
よく見ると、それはみんな例の夜に屯所に残っていた隊士だった。
隊士「避けてるっていうか・・・」
隊士「なんていうか・・・」
隊士「さんを見ると思い出しちゃうんですよ」
「なにを?」
隊士「・・・副長が激しいのはわかりますが、声は抑えたほうが良いですよ」
「はぁぁああ!?」
おわり