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夢主&オリキャラ設定〜ボクっ娘バトラー編〜

第38章 小説断片〜プロローグ①〜


Sideマヨリ


トリト「マヨリ…その力!?」

マヨリ「止めてくれるな…わらわがやらねばならぬのだ!」


深海の秘術に手を染め、もう後には引けぬと覚悟を決めた。

その結果…力を抑えきれずに、大切な事を忘れ、大切なものを傷付けていて…。



マヨリ「…。」

トリト「…大丈夫…じゃないよね。」



目の前の大切な人は傷付いた身体で、それでも苦笑いながらも、優しく微笑む。


マヨリ「…かような想いは、二度とせぬと誓ったのに…。」

トリト「…。」


妾の嘆きに、ただ…彼、トリトは無言を貫く。


しばらくの静寂が続く。



マヨリ「…わらわの事が嫌になったか?」

トリト「嫌いになんて、ならないよ…。」

マヨリ「…。」

トリト「大丈夫!オレは、マヨリを見捨てたりなんてしないから。」


彼はまだ傷が癒えぬ身体で、だけど、何時もの笑顔で応えた。


マヨリ「…ありがとう。それと…。」

トリト「?」

マヨリ「…こんな時に不謹慎では有るが…わらわはそなたが好きだ。」

トリト「え!?」

マヨリ「嘘では無い!本当に…そなたを好いている。他の輩に取られるのが嫌な程に。」

トリト「…オレも、マヨリが他の人に取られるのが嫌だよ。」

マヨリ「!?本当か?」

トリト「本当だよ。好きだよ、マヨリ…。」

マヨリ「!」


頬を撫でる手のひら…嬉しくて、つい勢い良く抱き着く。


トリト「…!ふふっ。」


愛しい彼は、そっと、わらわの背中を抱き返す。

こうして、わらわ達は恋人となった。
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