第7章 宇宙戦争
☆☆☆
ガッタン・・・
ライドがツクミの待つ乗降場に到着した。
「いかがでしたか?」
ツクミに問われて、ボクはなんだか複雑な気分になった。
途中、敵のロボットや戦闘機をシューターで撃つのはたしかに楽しかった。
でも・・・
「なんだか、最後、モヤっとした」
「ふふ・・・ちょっと考えさせるアトラクションでしたよね」
「うん。ちょっと怖くなった。」
楽しんでいた自分が少し怖くなったのは確かだった。
「これはアトラクションですけどね。
もしかしたら、人は同じことを繰り返しているのかもしれませんね。
何千年経っても・・・」
「そう・・・なのかな・・・」
「そうならないほうがいいですか?」
「うん。そうならないといい」
そう思ったので、ボクは正直に思ったとおりのことを答えた。
ツクミはそんなボクを見て、すっと目を細める。
「招待状が送られた方・・・だけのことはありますね
ごめんなさい。次はもう少し楽しいアトラクションにご案内しますね」
さあ、こちらに・・・
ツクミに手を引かれ、ボクは近未来の館・・・『シルバーロック』をあとにした。