第2章 原罪
自分side
___私の名は愛。
現在、卒業式直後。
嗚呼、とても良い高校生活…、では無いのですが。
私の家族の所為で、全てが狂いました。
妹は虐めで自殺者を出し、更には万引きまでもを繰り返す。
其の結果、妹は施設送りに。
あと、私の男取りました。【←】
父は強盗ついでに殺人未遂を犯し、
刑務所行きになりました。
遂にやらかしましたね。
ハァ…。
まあ、妹が父に罪を擦りつけたんですけどね。【←】
そして最愛の自分の娘が施設に行ってしまった為、
母は狂ってしまいました。
兄が真面だったのが唯一の救いです。
…なので、「青春?何其れ美味しいの?」状態で
高校卒業で御座います。
はい、皆様方御目出たいな〜、なんて思ってませんよね。
…ね?【圧】
そして、此れから一人暮らしをする為に狂ッt…コホン。
病んでしまった母を説得しなければ…。
ハァ、考えただけでも頭痛が…。
___少し、昔話をさせて下さい。
元から母は、妹贔屓気味な人でした。
ですが普通の家族でした。
__とある日の事です。
其れは私が6歳、妹が3歳の時に起きました。
妹が絵画の上にジュースを溢しました。
妹は私がした事にしようとしました。
私が持っていたコップに入っていた物は麦茶でした。
コップを配ったのは母なので、間違い無く信じてくれる。
そう思っていました。
__あの時までは。
母は私では無く妹を信じ、私を叱りました。
其の時の妹の顔は、
___勝ち誇った様な顔でした。
其の時、何かが私の中で“プツン“と切れる音がしました。
其れから母は私に暴力を振るうようになりました。
…私より妹を取ったアンタが、
今の今迄私を放置してきたアンタが、
今更傍に居テ何て云うノ?
ナラ早く■*?@イノニ。
トッテモ%$シ+#テ●?〜■≠瓊歟タでサ!
み〜ンな●?イイのに!
…母はワタしを妹と思っているので、大切にするのです。
__わたシ?
あレ?
……。
__ワタシッて、何?
???
__おうチに帰ラなきゃ。
_第一話 了_