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華に嵐

第8章 あなたに伝えたい


翔「由莉…」

初めて、由莉って呼び捨てで呼ばれた。

そう言うと、櫻井さんはまた私の
唇に自分の唇を重ねた。

今度はすぐに深くなっていき舌
が入ってくる。

由莉「んんっ…!」

熱い舌。私の舌をとらえて離さない。

すると、櫻井さんは唇を離して、
また、重ねた。

私は好きな人と夜まで甘いひと時を
過ごした。

夜7時。

翔「ごめんね。長居をしちゃって…」

由莉「いえ!全然!」

翔「じゃあ、また、明日ね。由莉。」

もう、呼び捨てになっている…

私の胸は更に熱くなった。
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