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【ヒロアカ】愛と癒しの代償【R18】

第55章 告げられる想い、壊れていく心 ※


光が溢れ、断たれていた足がゆっくりと形を取り戻していく。
相澤は、の後頭部に手を回し、そのキスを静かに受け入れた。

治癒のためじゃない。
ただ、そこにある“想い”として。

すべては戻らない。足だけだ。
はわざと、そこで止めた。

息が、苦しい。
視界が、滲む。

相澤は寝転んだまま、額を寄せる。

相「……生きてて……よかった……」

「……消太……さんも……」

もう、立っていられない。

――それでも。

次は、爆豪。

「……勝己……お願い……目、開けて……」

何度も、呼ぶ。
ようやく、爆豪の目が薄く開いた。

爆「…………大丈夫……か……」

「……治させて……お願い……」

爆「……無理……するな……大丈夫……だから……」

それでも、唇を重ねた。
腹部の穴が、塞がっていく。

爆「……大丈夫……なんか……?」

「ん……よかった……勝己……」

そのまま、胸に顔を埋める。
爆豪は、弱々しくの頭を撫でた。

爆「…あんがとよ……」

その手の温もりが、から、さらに力を奪っていく。

次は、轟。

「……焦凍……」

轟「……ん…………?」

「……治すね……」

唇が重なると、轟は後頭部に手を回し、静かにそれを受け入れた。

轟(……よかった……)

そう思った瞬間、の足がふらつく。

次は飯田。

「……天哉……」

飯「…………さん……?」

「……初めてだったら……ごめんね……でも……治させて……」

唇が触れた瞬間、飯田の目が大きく見開かれる。

抱きしめることも出来ず、ただ受け止めるしかなかった。
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