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【ヒロアカ】愛と癒しの代償【R18】

第53章 特別な日、愛される幸せ


「ありがとうございます」

両手で受け取る。

すると、ミッドナイトの視線がその小さな箱へ釘付けになった。

ミ「……箱」
マ「箱……?」

2人は顔を見合わせた。

ミ「ちょっと待って…」
マ「いやいやいや…」

2人が同時に叫ぶ。

ミ&マ「指輪!?!?」

職員室が一瞬静まり返った。

「えっ!?」

思わず箱を持つ手が止まる。

ミ「相澤くん!?それはさすがに早いんじゃないかしら!?♡」
マ「朝迎え行って、次は指輪!?展開早すぎんだろ!!」

「っ……!」

顔がみるみる赤くなる。
相澤は呆れたようにため息を吐いた。

相「……何勘違いしてる。サイズ的に違うだろう」

ミ「じゃあ何なのよ♡」
マ「開けてみろ開けてみろ!」

見たい、見たいと職員室のみんなが自然と集まってくる。
は苦笑しながら、相澤に確認をとる。

「開けてもいいですか…?」

目を逸らしながらも、小さく頷く相澤。

丁寧にリボンをほどき、箱を開く。

中に入っていたのは、深い黒の革で作られた上質な名刺入れだった。

「……わぁ」

思わず声が漏れる。

ミ「なぁんだ♡」
マ「びっくりさせんなよ〜!」

そう言いながら、2人とも身を乗り出す。

相澤は照れ隠しのように視線を逸らした。

相「仕事で使うだろ」

それだけ。
は嬉しそうに微笑む。

「ありがとうございます……!今日から毎日使います」

その言葉に、相澤はほんの少しだけ口元を緩めた。

相「……あぁ」
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