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【ヒロアカ】愛と癒しの代償【R18】

第53章 特別な日、愛される幸せ


職員室の扉を開ける。
すると、真っ先にミッドナイトが顔を上げた。

ミ「あら、おはよう。……って、どうして今日は一緒なの?」

その一言に、職員室中の視線が2人へ集まる。

相「……別に」

いつも通りの一言。
だが、その返事では誰も納得しない。

ミッドナイトはにやりと笑った。

ミ「まさか……誕生日だから迎えに行ったの?」

相澤は何も答えない。
無言のまま資料を机へ置き、席へ座る。

その沈黙が、何よりの答えだった。

ミ「ちょっとぉ!」

マイクが勢いよく立ち上がる。

マ「相澤それァずるくねぇか!?」
ミ「フライングじゃない!」

相「……うるさいです」

その沈黙に、ミッドナイトは口元を押さえた。

ミ(相澤くんったら、積極的♡)

山田は頭を抱えた。

マ「うわぁ……負けたァ」

ミッドナイトはすぐに笑顔へ戻る。

ミ「、お誕生日おめでとう♡」
マ「おめでとう、!」

その声をきっかけに。

「おめでとう!」
「おめでとうございます!」

職員室のあちこちから祝福の声が重なっていく。

は目を丸くした。
まさか、自分が祝われる側になるなんて思っていなかったから。

少し照れくさそうに笑って。

「ふふ、嬉しい。ありがとうございます」

その笑顔を見て、相澤は誰にも気付かれないよう小さく息を吐いた。

──この笑顔が見れて、良かった。
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