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【ヒロアカ】愛と癒しの代償【R18】

第48章 乱れる鼓動、還る温度


その次の日から。

職員室でも、授業でも——
相澤は穏やかなまま、しかしどこか“触れない距離”を保っていた。

話せば普通。
仕事の相談にもいつも通り応じてくれる。

違和感なんて、気付かないくらい。

けれど。

ふとした瞬間に目が合うと、必ずすぐに逸らされる。
それだけが胸に刺さる。

自分が、あの夜。
差し伸べられた相澤の優しい手を掴まなかったから。
逃げたのは自分のほうだと分かっているのに。

距離が戻らないままの今が痛くて仕方がなかった。

爆豪も、さりげなく気にしているのが分かった。
いつもより視線を向けてくる回数が増え、「大丈夫か」と、低く呟いてくれたり。

何も聞かれないのに、何も言わずにそばにいてくれる、その無言の気遣いが余計に胸を締めつけた。

そんな空気を抱えたまま迎えた、A組とB組の合同訓練。

グラウンドγ。
この日はA組とB組の対抗戦。
さらにC組から心操が参加して、全体はいつも以上に熱気に満ちていた。

開始前の準備中、いきなり大声が響いた。

物「いや〜今日は絶好の機会だよねぇ!?A組をまとめて倒して、先生をB組に“移籍”してもらうっていう!さぁA組!白黒つけようか!?」

切「は!? なんでそうなんだよ!」

物「だってぇ? B組には癒やしが足りないんだよ!」

爆「は?誰が渡すかボケ!!」

拳「もーやめろって物間!先生、B組にもよく来てくれるじゃん!」

物「でも肩書きはA組副担任じゃん!?そんなの不公平じゃん!?」

その後ろで青山がキラキラしながら言う。

青「先生は〜〜ボクらの光なのデス!!」

さらに瀬呂や芦戸も加わり、開始前なのにもう小競り合い祭り。

いつもの流れに、もう相澤とブラドは呆れている。
は困りながら、

「み、みんな……!そろそろ訓練しよ?」
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