第2章 普 独白と恋煩いと
前言撤回。
弟くんと別れてこっちに来るとかあほか。なにしてんねーん。
同じ職場wになったのは驚いたけど、正直楽しかった。それからエリザちゃんも来た。ロシア、恐ろしア…ギルはずっとイヴァンにちょっかいかけられてて、昔と立場が逆転してるんだなぁと感じた。ご飯は出るし、やることあるし、それなりにいい場所だと思うけどね。
その後に統一が起こった。よかったね、弟くんと同じになれて。顔をぐしゃぐしゃにしながら壁を壊して、壊して、壊して。あーいなくなるんだこいつ。鳥が自分で鳥籠から出ていった。別に寂しくないけど。もうこうやって一緒に暮らせはしないだろうな。
「私はあんたに泣きながらだきつかれたことなかったなぁー」
そして私はロシアに残り、今は居候状態だ。私はイヴァンに、ギルはルートに。
「そういえばさー、あんた好きな子とかいるの」
ブッと何か吹き出す音が。うわきったね、と言おうとして顔を見ると真っ赤っかだった。
「だってあんただってそれなりに生きてるでしょ。なに?もしかしてエリザちゃ」
「んなわけねぇよ!………その、いるっちゃ、いるけど」
「なによ、勿体ぶらず言いなさいよ。」
モゴモゴしててあいつらしくないと思った。ソファから腰を上げて近づく。
「はっきり言わんかい」
「だーかーらー!!………」
やめろよこの沈黙。
「んまさかイタリアの弟くん?!」
「ちげーわお前だよ!!!!」
ん?
お
おぉ…?
メガテンになりながらも前を見ると
その目と同じ顔色をしている。
なにそれ、なんでそんな顔してんの
ねえ
なにそれ
「なにそれ!」
バンと扉を開けて勢いよく呼び出した。
後ろから何か聞こえた気がするけどお構いなし。ルート君も見かけたけど知らんぷり
こんな顔見せられない。
もうしらない
ギルベルトなんてしーらない!!!
「それで私のところ来たんだ…」
「エリザちゃぁん」
その後、私はエリザちゃんの家で匿ってもらっている。あいつはエリザちゃんには手は出せないのだ。
「どうするの?返事とか」
「わかんない」
「そのうち俺様の彼女だぜーとか言い出すわよ」
「ううう」
それも悪くない気がしてきた