第29章 コーデ 魈
スッ
『はい、魈さん』
『何をした』
『琉璃百合の髪留めです。』
『お前は付けないのか』
『私は以前くれた琉璃百合の栞があります』
『それは、我がただ見つけた物だろ』
「だからですよ。仙人様から頂ける物は素晴らしいですからね」
『帝君からも色々貰うだろ』
『帝君からは頂き物は本を貰います!だから栞は嬉しいです。』
··ぽっ
『勝手にしろ』
✿✿✿
(中々髪飾りをつける事などしないからずっと閉まっていたが··)
ガタッ
「変わらないな、お前は」
ふと
手に持ち出し
我は歩き出す
名を呼ばれた訳では無いが。
向かう道は決まっている