お掃除係は生き方を決めている【進撃の巨人】【リヴァイ】
第5章 踏み出す勇気
「今日は、一緒にお話しできて楽しかったです」
「あぁ。もう夜遅い、宿舎まで送っていく」
「いえ、そんな。大丈夫ですよ」
「行くぞ」
そうして女子宿舎の前まで兵長に送ってもらった
「わざわざありがとうございます」
「別に良い」
そう言って幹部棟に帰ろうと足の向きを変える
「あ、あのっ!兵長」
足を止め後ろを振り返る
「何だ」
(言え、言うんだ私!)
「………また、一緒にお茶したいです」
少し間が空いた後、兵長は一言で了承した
「あ、ありがとうございます!」
「今日はもう遅い、早く寝ろ」
「はい!おやすみなさい、兵長」
結局あの夜の事は聞けなかったが、兵長と話すことができて心が軽くなった
一緒にいることが許されてるような気がしたから
もっと知りたいなんて欲張らずに、私はそれだけで幸せだと思った