第1章 episode1
『フッ…んあっ…ほー…くしゅ…』
「ちげーだろ」
『っ……けいごっくんっ』
キスをしながら自分の名前を呼ばせると満足そうにしてまた夢中で私の唇を貪り、空いている左手で私の膨らみを乱暴に揉みしだく。
乱暴にされているのに悦ぶ私の身体。好きでもない男に弄ばれても反応してしまう変態女なんだと自覚せざる負えない状況に自然と涙が溢れてきてしまう。
「っ…あぁ。その顔そそるわ。」
『んんっ…』
ツンっと乳首を指で弾き、反動でググッと腰がもちあがる。「めっちゃ勃ってんじゃん」なんていいながらそれをこりこりと弄び私を快楽へ誘い込む。
『けいごっ…だめっ…』
「ダメじゃないでしょ?悦んでんじゃん。」
そう言って私が絶頂に達するまで辞めないホークス。彼の腕に思い切り爪を立てて抗うように歯を食いしばる。
「あーあー。俺の愛猫は乱暴だなぁ。お仕置しないと。」
自分の腕にできた猫が引っ掻いたような傷を舐めた後にゆっくりとショーツの上から割れ目をなぞる。
「びっちょびちょじゃん。俺で感じてんだ。」
『やっ…いわないでぇっ…』
スッと手際よくショーツをずらしていきなり2本のゴツゴツした指が入り、その勢いですぐに達してしまう。
『はぁっはっ…もっ…あっ…』
「ええ?もうイッたの?まだ指入れただけじゃん」
そう言って果てている私を気にもとめずに中に侵入してきた2本の指がいやらしい水音を立てて私の中を掻き回す。