• テキストサイズ

宵闇の明けと想ふは君だけと〈中学編〉

第6章 即ちそれ、“強豪”なる者たち


●藤堂 天● 〜東京体育館〜


そんなことをされようものなら、


「ふぇ…ふぇんふぁい?!
 かんふぇんひへくひゃひゃい…!!」


まぁ、こうなるわな?
取り合えず、詩織は「勘弁してください」って言いたかったのだけは分かった。


よりによって自由の効かない時に、自分の背後から伸びてきた掌に、詩織は両頬をもて遊ばれ。
会話もままならなくなっている。


相手がいくら女子とは言え、スポーツ選手1人分の体重を支えている詩織は、身動きが取れずに立ったままオロオロしている。


それを下から見ていた愛華と、相手校の選手の一人が、


「先輩?先輩?!
 ウチのCがパニクってますから!先輩?!」

?「キャプテン!あんた決勝前の選手相手に
  何やってんスか?!馬鹿なんスか?!!」


そう言って、詩織の肩に跨るキャプテンを止めに入っていた。


相変わらず、賑やかでうるさいったらねぇーよ。

     ・・
それでも、これがコイツらなんだ。
さっきの試合も然り、昔から見てきた私には分かる。


今も昔も変わってない。


これこそ。
私の自慢のチームなんだ。

/ 276ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp