第3章 逃走と淫紋
「イく……またイくの……イくの止まらにゃぁぁあ……っ!」
空中で拘束され、淫らに喘ぎ、何度も何度も絶頂を繰り返す彼女を見て口元が歪む。
嗚呼、嗚呼……私の触手であんなによがって、喘いで。
なんて可愛らしくて愛おしいのだろうか。
淫紋は最終手段だと思っていたが、使って正解だった。こんなにもよがり狂う彼女を見れるなんて……興奮してしまう。
「壊れ……壊れちゃ……んぁっ、あっあっあっ……ひぁぁあああっ」
ぷしゃっと勢いよく潮を吹く彼女。
もっとイき狂う彼女を見ていたいが、そろそろ卵を産み付けようか。
ゆっくりと彼女を地面に下ろし、腹部の触手を解き、今度は壁に背中をつけさせて両手を触手で壁に押し付け、極太触手が入った状態の彼女の両足をM字に広げ直し固定する。ぐちぐちと彼女の膣内で蠢く触手。彼女の膣は大きく広がっており、もう普通の人間のモノでは満足出来ないだろう。
もしも彼女が私以外の人間に股を開き、身体を許したら……その時はもっと調教しなければならない。
まぁ、そんな事は起こらないだろう。何故なら彼女は私の触手に夢中なのだから。
連続絶頂で意識が朦朧としている彼女の頬にキスをして耳元で囁く。
「琴美さん、卵……欲しいですよね?」
そう問いかけると彼女は潤んだ瞳で私を見つめ、口を開く。
「ほしい……子宮の中に、いっぱいほしいよぉ……出産したいの……触手の子供、いっぱい……」
淫紋があるのと無いのではこんなにも違うのか。
私は我慢できなくなり彼女の唇に自身の唇を重ね、無防備に開いていた口内に舌を入れ、舌と舌を絡め合わせた。
可愛い……誰にも渡さない……私の、私だけの愛しい妻……。
唇を離すと彼女の目はとろんと蕩けていた。
それじゃあ始めようか。私は彼女の膣内で未だぐちぐちと蠢く触手を激しく動かし始めた。
あんあんと可愛らしく喘ぎ始める彼女に私は話しかける。
「実はこの触手……少々特殊でして、他の触手よりも大きな卵を産み付けるんですよね」
「あんっ、あっあっ……おっきな、たまご……?」
「そうです。なのでかなり難産になることが予想されますが……頑張って快楽に耐えて産んでくださいね?」
卵が大きければ大きい程産まれてくる触手もそれなりに太さもあれば大きさもある。
通常サイズの卵であんなに乱れていた彼女は、どれだけ乱れてくれるのだろう。
