第3章 逃走と淫紋
「ご馳走様……では、お望み通り今度こそ壊して差し上げます。その代わり……」
―――もう無理だと、嫌だと言っても止めませんよ?
自分はもう白月さんの触手から与えられる快楽のことしか頭に無かった。
黒光りしたグロテスクな極太触手が再度おまんこにあてがわれ、ずちゅんっ! と勢い良く、奥の奥、子宮口まで届いた。
「きゃぁあああんっ」
悲鳴とも、歓喜とも取れる喘ぎ声を上げて極太触手を受け入れる。どちゅっ、どちゅっと激しく突き上げられる度に子宮がキュンキュンする。
ガバガバおまんこが美味しそうに触手を咥えこんで離さない。
「あっ、あっ、あんっ、ひぁ、あぁあっ」
気持ちいい……気持ちいいよぉ……。
もっと、もっとして……めちゃくちゃに掻き回して……。
しゅるしゅると腹部に触手が巻き付きふわりと身体が宙に浮く。そしてそのままもう片方の足も持ち上げられ、がばっと足を広げられて空中で固定される。
ぽたぽたと愛液が零れ落ちる。
「ふふ、いい眺めですねぇ」
空中ではしたない格好で犯される自分を見て白月さんはにこにこと笑う。
どちゅどちゅごちゅごちゅと好き勝手に弄ばれる。
なんだか自分、人間オナホールになっちゃったみたい。でも、白月さんの触手の人間オナホールなら良いかも。
いい所擦って突いて気持ちよくしてくれるから。
「んぁっ、あっあっ……イく……イくイくっ……! イっ……くぅぅん……っ」
念願の絶頂。
ビクビクと身体を痙攣させ、イく。
しかしイっても律動は激しくなるばかり。まるで絶頂など知ったことでは無いとでも言うようにどちゅどちゅと触手は子宮口をノックする。
「ふぁあっ……!? イった……イった……イったからぁ……っ」
絶頂を迎えた膣内は敏感になっており、少し擦られるだけでビクビクと反応してしまう。
そして簡単に次の絶頂を迎えてしまう。
「あふ……はふっ……イった……イったのにぃ……も、らめ……イきすぎておかしくなっちゃ……あっ、またくる……イく、イっひゃぅうっ」
あんあんきゃあきゃあ喘ぐ自分を眺めながら白月さんは笑う。
「言ったでしょう? 無理だと、嫌だと言っても止めない。と」