第3章 逃走と淫紋

どちゅどちゅと極太触手に乱暴に犯されているのに快楽しか感じない。寧ろもっとして欲しいとさえ思ってしまう。
ゆるゆると腰が揺れる。

「しゅごい……しゅごいのぉ……いんもん、しゅごいぃっ……あっ、またイく、イく……イくイくぅっ」

もう頭の中は完全に正常な判断を下せなくなっていた。
ただただ快楽によがり狂い、絶頂を迎える。

えっち気持ちいい。極太触手えっち気持ちいいのぉ……。

何度目の絶頂を迎えた頃だろうか。急に触手の動きがピタリと止まった。自分はもっと気持ちよくなりたくて腰を動かした。止まらないで、もっと、もっと動いて、めちゃくちゃにして欲しいのに。

「なんで……ぇ……ごちゅごちゅってして……おまんこ、いっぱい突いてぇ……」

ここが人気のない路地裏とはいえ外だってことを忘れ、自分は触手えっちに夢中になっていた。

「そんなに欲しいんですか？」
「んぅ……欲しい……」
「なら、もっとちゃんとオネダリしましょうね。いい子な琴美さんならできるでしょう？」

白月さんのSっ気のある言葉と表情にドキドキしてしまう。
自分は震える唇を開いてオネダリをした。

「自分の……自分のはしたない淫乱おまんこ、白月さんの極太触手でいっぱいごちゅごちゅって奥まで突いて……めちゃくちゃに犯してください……」
「それだけでいいのですか？ もっと気持ちいいこと、あるでしょう？」
「っ……卵……卵もいっぱいください……子宮の中に産み付けて、精液も注いで、自分を孕ませて……ください……っ」

そう言うと白月さんは満足気に笑う。

「合格です。漸くわかってくれたんですね……お望み通り、激しく犯して卵を産みつけ、孕ませて差し上げます」
「ありがとう……ございま……ひぁあんっ」

ごちゅっ……どちゅっ……どちゅっ……。

お礼を言い終わる前に触手が激しく律動を始めた。
待ち望んでいた快楽に自分ははしたなく腰を揺らしながらあんあんと喘ぐ。
地面には愛液の水溜まりが出来ていた。

「きもちい……きもちい、のぉっ……触手えっちきもちいいぃっ」

深く深く子宮口と触手がキスをする。
どちゅどちゅと激しく突いたり、ぐりゅぐりゅと子宮口に触手の先端を押し付けられたり、計り知れない快楽によって自分の理性の糸はもうぷっつりと切れてしまっていた。