第3章 逃走と淫紋
白月さんの発言と細長い触手を見て嫌な予感がした。
そしてその嫌な予感は的中してしまう。
しゅるりと触手が自分の右足を持ち上げた。そして両手を頭上で拘束される。
「や……っ」
また、恥ずかしい格好させられてる。
羞恥に顔を赤く染めていると、細長い触手がおまんこに近づくと、おしっこの穴の入口をいじり始めた。
嘘……だよね……?
「いや……い……いっ、ふ、やぁあ……おしっこの穴、入ってきたぁ……っ」
くちくちと触手が奥へ奥へと入ってくる。そんなとこ広げちゃダメなのに、広げられたらおしっこ垂れ流すことになっちゃう。そんなの恥ずかしくて無理だよ。
「だめ……漏らしちゃ……おしっこ……出ちゃうぅ」
「いいんですよ。お漏らししなさい? さぁ」
触手が勢いよく抜かれる。すると尿意が押し寄せてきて、我慢できずに白月さんの前でまたおしっこお漏らししてしまった。
恥ずかしい……恥ずかしいよ……。この格好だとまるでわんちゃんみたいだ。
しょろしょろと音を立てて流れるおしっこを見つめる白月さん。
その口元には笑みが浮かんでいた。
「さぁ、お仕置は始まったばかりですよ」
そう言って昨日の触手とはまた違う触手を出現させた。それは―――極太の触手。明らかに昨日までの触手とは大きさも太さも違う。見た瞬間声にならない悲鳴が上がる。
そんなの、無理……入らない。
入るわけが無い。
このあられも無い姿を見られても構わない。今すぐ大声を出して助けを呼びたかったが恐怖がそれを凌駕した。声が、出ない。
ひたりとおまんこにあてがわれる極太の触手。
「さ、裂けちゃう……おまんこ、ガバガバになっちゃ……」
「ガバガバになってもいいんですよ。だってもう貴女を犯していいのはこの私だけなのですから。ね?」
―――困ることは無いでしょう?
白月さんのその言葉を引き金に極太の触手が無理矢理押し込まれる。
痛い。痛い痛い痛い痛い痛い。
「っ……はっ……い"……ぁあ"っ」
快楽なんてものはなかった。ただただ痛いだけだった。
それでも触手は構わず奥へ奥へと入ってくる。無理矢理ナカを押し広げてくる。
そしてどちゅんっと触手が子宮口をノックした。
「あぐ……っ」
「ふふ、美味しそうにおまんこが触手を咥えてますよ」
白月さんはそう言って下腹部を撫でてきた。
狂っ、てる……。
