第11章 入学
「お、似合ってるな。」
「そう、かな?//」
永茉は今日から並盛中学校へ入学するのだ。
学校の制服をみんなにお披露目していた。
「最高ですお嬢!!」
「可愛い!!!!」
「結婚してくれお嬢!!」
「おい誰だ永茉にプロポーズしてんの!!」
「あはは、、」
永茉は初めて制服を着て嬉しい気持ちもあれば、悲しい気持ちもあった。
「でも、寂しいな、、」
「永茉、、」
「「「お嬢ー!オレも寂しいですー!」」」
永茉の一言に部下が全員泣き出した。
「おい!オレはお前らを泣き虫に育てた覚えはないぞ!」
「ふふ、みんなが泣くから私は涙引っ込んじゃったじゃない。私、みんながいないと寂しいけど、学校楽しんで行ってくるね。」
「あぁ。また近々遊びに来るからよ!」
「うん!」
「さ、お嬢。そろそろ行かねーと遅刻だ。」
ロマーリオが永茉に声をかけた。
「あ、そうだね!」
「じゃあオレも見送りに行くぜ。」
「うん!じゃあみんな行ってくるねー!!」
「「「お嬢ーー!!お元気でーー!!」」」
永茉、ディーノ、ロマーリオは車に乗り並盛中学校へと向かった。
「さ、着いたぜ。」
「うん!」
「あ、お嬢、まだ出ねーでくれ。」
「?」
ロマーリオが先に出て後部座席に回り、ドアを開けた。
ディーノが先に車を降り、永茉に手を差し伸べた。
「??」
永茉は訳が分からず、とりあえずディーノの手に自分の手を重ねた。
車から降りるとすごい注目を浴びていた。
「!?//」
「へへっ。ちょっといい気分だろ。」
ディーノとロマーリオはドヤ顔で永茉を見ていた。
「もぅ!こんなことしなくていいのに!!」
「いやぁー。自慢のお嬢を見せつけてやろーと思って。」
「どうせその髪で目立つんだから。」
「うるさいなぁ!もう!」
「え!永茉さん、ディーノさん、ロマーリオさんも!!」
そこにはツナ、獄寺、山本がいた。
「おー、ツナ。おめーらも。」
「みんな!おはよう!」
「その格好!もしかして、、!」
ツナは永茉の服装を見た。