第9章 雪合戦
「雪玉にはいくら当たってもいいが、気絶したらリタイアだからな。じゃあ雪玉と塹壕を作って30分後にに開始だぞ。」
「ディーノは今回ロマーリオ達がいないから足手纏いも同然!!この勝負勝てるよ!!」
「た、確かに!!」
「永茉姉は強い女マフィアランキング、美少女マフィアランキング堂々の1位だからね。」
「あなたがフゥ太くんだよね?初めまして!」
「うん!ボクフゥ太!永茉姉に知っててもらえているなんて光栄だよー!」
「永茉さんってそんなに強いの!!?」
「へー!凄いっスね!」
「いやー、そんなお恥ずかしい、、」
「永茉姉がチームにいるなら勝てるね!!」
「よ、よし!みんな、頑張ろう!!」
「「「「おーーー!!!」」」」
---30分後
「んじゃ、始めっぞ。
開始だ。」
リボーンは貝殻の笛を吹く。
しかし、開始の笛が鳴っても誰も動こうとしない。
「今出てったら集中砲火だからな、、」
「うーん、下手に近づけないよね、」
早速膠着状態となっている。
そんな中1番に動き出したのは、
「極限まで攻めずして勝利は掴めん!!!」
笹川了平だ。
「あのバカ、、」
「玉も持たずに、、」
笹川了平は丸腰である。
「んじゃ、こっちは定石通りに。」
「了解!」
「おっけい!」
「いくぜ!そら!!」
山本は雪玉を野球ボールのように投げつける。
「わあ!すごい!さすが武兄だ!」
「でた!山本の野球フォーム!」
山本が投げつけた玉は了平の拳で砕かれた。
「そんな鈍玉、この‘‘極限ストレート’’の前ではマシュマロ同然!!」
さすが現役野球部とボクシング部部長の戦いである。
「了平兄すごい!」
「さ、さすが常時死ぬ気男、、!」
「にゃろぉ、、
行くぜ!!」
山本は悔しそうに雪玉を投げる。
「なんの!!極限連射!!!」
了平も負けじと山本の投げた雪玉を砕き続ける。
「この2人のランキングは絶対欲しいよ!」
「い、今はダメだって!」
「フゥ太くん、今は山本くんの援護しよ!」
「そーだね永茉姉!」
「よーし!行くよ!」
「そ、それ!」
3人は山本を援護するため雪玉を了平に向かって投げる。