第4章 並盛中学校
「うわぁぁぁ!!ここが日本!!ママの生まれた国なのね!!」
初めてイタリアを出た永茉にとって新鮮なものばかりであった。
「ディーノあれ見て!大きな塔かな!!ピサの斜塔とは違ってとっても真っ直ぐ!!」
「おいおい、あんまりはしゃぐなよ。迷子になるぞ。」
「だってだって!初めてなんだよ!!楽しくなるよー!」
興奮している永茉は声が大きくなり周りの人達が永茉に注目している。
あの子髪真っ白!すごく綺麗!
どこの子だろ、かわいいな。。
などと言った声がディーノの耳に入る。
(やべ、注目を浴びちまってる!)
「永茉!行くぞ!」
ディーノは永茉の手を掴み目的地へと向かう。
「あっ、ディーノ!」
「お嬢、遊べる日にちも確保してるんだ。今日はボンゴレ10代目に会いに行こうぜ」
「あ!そっか!楽しみだね、ディーノ!」
「あぁ、そうだな。」
こうしてキャバッローネ一行は沢田綱吉の家へと向かう。
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「あ。」
永茉はとある建物の前で立ち止まる。
「永茉?どうした?」
「並盛、中学校、、」
「すげえな。漢字読めるようになってたのか。」
「うん、リボーンが教えてくれたの。」
「ははっ。あいつはなんでも出来るんだな。」
「ねえ、ディーノ。」
「なんだ?」
「私、学校少し見てから行ってもいい?」
「1人でか?道わからねえだろ。オレも行くぜ。」
「少し見たらすぐ行くから。ディーノは先に行ってて?」
永茉の目を見てディーノは一瞬黙った。
「、、分かった。先に行って待ってる。」
「ボス!いいのか??」
「あぁ。地図コピーしといたから持っとけ。」
「ありがとう!すぐ行くからね!」
私は並盛中学校でディーノ達と別れた。
そして向かう先は、、
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「ふわぁぁ、風が気持ちいぃぃ〜〜」
そう、屋上である。
「ここが屋上かぁ。確かに最高の場所ね!」
永茉が屋上で和んでいると、
「ねぇ、君誰?」