第17章 day13 ホークス
下着の撮影は初めてじゃないけど
男の人とは初めてで
ホークスさんとなんだけど
なんだか緊張して動きが固くなってしまう
それでも次々にとんでくるポーズや表情の指示になんとかついていっていると
もっと密着するように指示が出た
『し‥‥失礼します‥』
「俺も、失礼しますね」
隣に並んで
少し前に立つ
おそるおそるホークスさんの首に手を伸ばすと
そっと私の腰に手が添えられた
じろじろと見ないようには気をつけているけれど
視界にうつるのは逞しい身体
6つに割れた腹筋に
厚い胸板
他のパワー系のヒーローと比べると華奢な方ではあるけれども
しっかりと筋肉のついた身体はとても逞しかった
それに
素肌が触れ合うとどうしても意識してしまう
ホークスさんの体温を
肌を重ねあった
あの日の事を
「もしかして、あの日のこと思い出してます?」
『えっ?!』
「図星でした?まぁ‥‥俺もですけど」
『〜っ‥』
ふっと後ろで笑う声が聞こえると
カメラマンが悲鳴を上げた
「きゃあーーーっ!!えっちすぎ!ホークスの表情もちゃんの表情もだめっ!!ただでさえ身体つきがエロい2人なんだから!18禁になっちゃう!」
「ちょっとスタジオ暑くしすぎましたかね?休憩挟みましょうか」
アシスタントの方がそっとバスローブをかけてくれると
椅子と冷たいドリンクが用意された
その後もなんとか撮影をこなして
ようやくお開きになったのは夜も遅い時間だった
「今日は2人ともお疲れさんでしたっ!さいっこうな写真が撮れたから楽しみにしててちょうだいね!って‥‥ちゃん顔が真っ赤だけど大丈夫?」
『すみませんっ‥大丈夫です‥っ‥』
「やだっ‥身体も熱いじゃない!どうしましょ‥誰か車乗せてあげられる?!」
カメラマンさんが私の身体を抱き寄せる
あぁ‥
また
個性のせいで呼吸が乱れてしまう
身体が熱くて堪らなくて
額にじんわりと汗が浮かぶ
早くこの場を離れないと
そう思うのに
すぐに都合の良い言い訳が浮かばなかった
「俺、送りますよ」
そう言ってホークスさんが私を抱き寄せた