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~たゆたううたかた~【禪院直哉/R-18/短編集】

第1章 気まぐれ 【禪院直哉】



終わった直後に直哉が
私にして来るキスは…
直哉…と言う人がして来るのかと
疑いたくなる様な優しいキスで。

そのキスは…いつも…
こっちも素直に受け入れてしまう。

スルッと直哉が手の平を
の下腹部に添えて来て
グリグリとお腹を押し込みながら
マッサージする様にして来て。

「あああぁぁぁっ!!」

ギュウウと子宮を収縮させながら
はイってしまっていた。

ズルッと…中からペニスを抜き去ると。
ゴムの口を縛って、こっちの
お腹の上にの直哉が乗せて来て。

『ほら…見てんや。
めっちゃよーさん精液出たで?』

自分のお腹の上に置かれた
精液入りのコンドームを
摘まみ上げてみるが…。
沢山出たと本人が言っているが…
いつも…これ位じゃ…無いかなって
そんな気がしてしまうのだが…。

少し休憩して、シャワーを浴びて
着物に着替えて支度を整えると。
伏見区にあるミシュランの星のお店に
昼食を摂りに連れて行ってくれて。
老舗料亭でお昼ご飯を頂いて。

伏見と言えば…思いつくのは
伏見稲荷大社だろうが、
この伏見と言う場所は
かつては港町として栄えた歴史があり。
酒蔵の街としても有名な場所で。

古い町並みを川から
十石舟に乗って楽んだり。
見学や試飲ができる酒蔵に
お邪魔をさせて貰ったりした。

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