• テキストサイズ

蜜✖️蜜ラバー 〜お嬢様は、溺愛調教中!!〜

第2章 交際宣言致します



「加賀谷…………っ、かがやぁ」



木に手をついて。
必死にしがみつく。
さっきまでの下からの突き上げみたいに重い圧迫感は消失したかわりに。
身軽になった加賀谷の打ち付けるスピードが加速する。
正面から背面になったからといって、体格差は同じ。
後ろから打ち付けられる度に踵が浮いて、身体が持ってかれそうになる。
足が。
宙に浮く。
のを。
加賀谷の腕が回り込むように腰を押さえつけて、倒れ込むのを阻止してる。




「…………杏果っ」





抱きしめるように加賀谷の体重がかかって。
耳元で。
加賀谷の声。





今…………っ。
なんで。
名前…………っ。
この、タイミングで。




「ず、るい…………っ」
「いいからイけよ」




耳。
舐めるのやだ。
加賀谷の指が胸の先端を刺激する。
打ち付けるスピードが、加速してく。
打ち付けるスピードは激しくて重いのに。
指先が、優しく撫で回す。
舌が。
愛おしく背中を這う。
こんなの無理。


無理。




「かがやぁ…………っ」




だめこれ。
また…………。



「杏果」




「…………け、ぃ…………っ」








胸に触れていた指先が頬へとまわり。
誘導された先に加賀谷の唇。
そのまま引き寄せられるように。




キスをした。





/ 47ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp