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蜜✖️蜜ラバー 〜お嬢様は、溺愛調教中!!〜

第2章 交際宣言致します


え。
待って。
あんな綺麗な人たちいっぱい、選び放題食い放題ってこと?

「愛人にでもなれりゃ食いっぱぐれることもないし」


あいじん…………?
え。
ちょっと待って。
理解が。
追いつかない。


「何本人目の前にして失礼なこと言ってんだよ優吾」
「ぇ、あ、加賀谷さん!!…………ぁ、いやお嬢俺、すいません!!」
「あ、うん、大丈夫大丈夫」
「いゃ、玲さんはお嬢一筋ですから!!」
「え」
「愛人とか、ないない!!例え話ですから」
「…………うん」
「つーか優吾おまえ戻れ。あとは俺がお嬢ついてっから」
「はいっ」



気まずい雰囲気に耐え切れないのか。
ばびゅん!!
て。
あっとゆーまに優吾の姿が見えなくなった。





「あ」
「どうかしました?」
「せっかく並んで買った食べ物、優吾全部持ってっちゃった。花火見ながら食べようと思ったのに」
「…………買いましょうか?」
「いい」
「花火見ながら食べるんでしょう?」
「だからもういいんだってば」


…………並んでる最中、さっきみたいに加賀谷も女の人に声掛けられんの、正直みたくない。
きっと加賀谷は優吾よりもっと顔が広い。
こんなにたくさん人が集まれば。
加賀谷を知っている人もきっと多い。



「お嬢?」

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