• テキストサイズ

最後のマジック

第11章 10







どんな状況だこれ?
ブルーパロットで意識を失い気がついたら自分の部屋にいた



そして今私は快斗に頬をつねられて説教?されている
不思議とつねられている頬は痛くない








「俺がいつ青子が好きだっつったよ」

「でみょ(でも)」

「でももなにもねーだろ?………いーか!俺はな!!






……………おめぇだよ/////」


真っ赤になる快斗

思わずつねられていた手を引き剥がして両手で握りしめる



「え?!?!どういうこと!?」


快斗は青子を好きなんじゃないの?

だって前世の私の記憶では青子と快斗はずっと大事に思ってて



「なんで気付かねーんだよ!こんなにあからさまにアピールしてんのに。知らねーのお前だけだぞきっと」

 

 


え、どういうこと?

それって青子も知ってるってこと?







「兎に角だ!悪いがもう手遅れなんだよ」
そう言って握ってなかった方の手で引き寄せられる






「もうお前の心は頂いちまったからよ!この怪盗キッド様が」
(いつもみたいに返品は今回はしないからな)とギュッと抱きしめる力を強める快斗










ドキドキが止まらなくて、涙が溢れる






「………わたし、まだ好きでいて良いってこと?2人を応援しなきゃって、ずっと思ってて」

「応援されてたまるかよ」
不敵に笑うのを感じてそっと腕を回した









「好き」






「うん」






「大好き」


「俺も」




「もう我慢しなくていいの?」

ギュッと背中の服を握ると






「あぁ、いいぜ」
後頭部にキスを一つ落とされた


















/ 306ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp