第43章 33.2
ぴちゃっぴちゃっと床に溢れ落ちる音が嫌にリアル過ぎてギュッと締め付けてしまう
「だから///………くそっ!」
そう言っていつも快斗が達する時の速さのピストンにされる
「んぅぅ////あぁっ!」
「あ////…イッく、、」
奥に突き上げるようにして達する快斗は暫くそのままで動かない
「流石にやり過ぎた//……わりぃな………」
ズルっと引き抜かれ膝から崩れ落ちそうになるのを支えられ椅子に座らされる
「ほんっと意地悪」
フッ。とだけ笑って今度は本当に頭から足の先まで洗ってくれる快斗
浴槽に2人で浸かりながら快斗の手を触る
快斗はそんな事気に留めてない様子
「腹減った」
「……それ、快斗が言う?」
優しく恋人繋ぎの様に指を絡ませるとグーパーしだす快斗
「ゆりの誘惑には抗えねーからな。仕方ねーよ」
「私、、誘惑した?」
「………もしかして。ずっと無自覚かコノヤロー」
呆れた様に言う快斗に首を傾げると、はぁぁ。と小さなため息をついていた
お風呂を出て着替えてる最中に何度もセクハラ、、というか痴漢にあいながら逃げて食事を済ませてソファに座った頃には疲れてウトウトしてしまう
「眠い?」
隣に座ってる快斗が気づいて肩を貸してくれる
「後で家まで運んでやるから。寝ていーぞ」
(今日疲れたろ?)と頭をぽんぽんと規則正しく撫でてくれるのでだんだん瞼が重くなる
「んー。……でももっと一緒にいたいの」
「…まぁた////、、たくっ」
そんな声を聞きながらもう限界で
快斗の温かい手に微睡みながらゆっくり目を閉じた
fin33.2