• テキストサイズ

最後のマジック

第41章 32.5










「どうしたの?快斗。なんかすっごい疲れてない?」
何度目かわからないあくびをしているとそんな事を言う青子






あいつの所為で昨日はまったく寝れなくて


なんで今日学校あんだよ



サボろうとしたんだけどよー









今朝

「ん………快斗?」

もぞもぞと動き抱きついて足を絡ませてくるゆり

「おい///」
もんもんとしてあまり眠れてない俺にとっては拷問でしかなくて


チラッと下を向けばまだ寝ぼけてるのかボーっとしながらキスを強請られる


「ちょ////オメェ、、殺す気かよ//」
ゆりの家ではそういった行為をした事がなくて、つか親が常にいる家より俺の家の方が思う存分できるし?

なるべくこの距離は避けたい////


でも最近のゆりは今までよりも積極的で///



多分俺がプロポーズしたあの日から




「殺す?………愛してるのに?」

舌ったらずでそう言って猫のように首元に擦り寄ってくる




もう限界だ




「ゆり……絶対声出すなよ///」

そう言って胸に手をかけた時





[ピピピピピッ]


「あ、もう起きなきゃ」
グーっと背伸びをしてゆっくり起き上がりながらスマホのアラームを切るゆり


「え、おい」

「ん?………あ//したくなっちゃってた?」
既に大きくなってるソコをチラッとみながらそんな事を言うこの女

さっきまでの自分の行動は全く悪びれる様子もない


「オメェはいっつも////」

「んー?なぁに?」

「…………んでもねーよ」





そしてもう一度今度こそ寝ようと布団をかけ直すと



「え?快斗学校行かないの?」

「……寝れてねーから」


主にオメェの所為でなっ!!!

とは言わないでおこう


後がこえーから




「えー。……いいけど。今日デートの約束じゃなかった?」
ちょっと拗ね出すゆりの言葉でハッとなる


そういやそうだった


「………帰ってきたら起こして」

「制服で待ち合わせデート」

「くっ……………わぁーったよ!」













そんなこんなで仕方なく学校へ行くことに
/ 306ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp