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最後のマジック

第40章 32








そのまま家に帰り自室で休んでると通信機越しから遠山和葉扮する快斗が色仕掛け?のような事をして







「えー加減にせぇよ。コラ。さっきからしょーもない事ぬかしよって。どうやら黙らせるにはそのそのふざけた口、塞がなあかんみたいやな」


鮮明に聞こえるのは近いって事




えっ?!




快斗



服部くんにキスされちゃう?







『やだ………男の人でも、、やだよ』
ぽそっと呟くが快斗も必死なようで返事はない



そのあと蘭ちゃんがベストタイミングで阻止してくれて



「はぁぁぁぁ」
ながーいため息が出てしまう




























朝方

自室

カラカラカラ


「オメェ。こんなとこで寝てっと風邪引くぞ」
そう言われて浮遊感を覚える


快斗を待っていていつのまにか窓際で眠ってしまったみたい

優しくベッドにおろされ布団をかけられる


「わりぃな。宝石返す前に見せてやりたかったんだけど予定変わっちまって」
私の頬を撫でながら言うので擦り寄る


そして快斗の唇に手を伸ばしてそっと触れた


「………、、てない?」
まだ寝起きで上手く声がでない

「ん?」
優しく覗き込む快斗のシャツを力のない手で引っ張ると難なく近づき触れるキスをしてくれた


「消毒」

「ん?………ってしてねーよ。あいつとは」

何を言ってるか理解したらしくてジト目でそう言う快斗


「良かった」
笑ってそう言うと(じゃあな)と頭を撫でて立ち去ろうとするのでもう一度引っ張りベッドに引き込む


「一緒に寝よ?」

「お、おぃ///ふざけんな//」
赤くなる快斗をギュッと抱きしめて目を瞑る


「え、、まじで?このまま寝るの?」

「うん、、おやすみ」
そう言ってさらにギュッとくっつくと快斗のため息と共に抱きしめ返された




「犯行後だってわかっててやってんだろ。たち悪りぃーぞ」
既に少し硬くなってるソコは私にも当然当たってて




「ちょっとだけ触る?」

「ちょっとで済む訳ねーだろ馬鹿」


「フフッ。じゃあ今日はお預けね」
意識がだんだん遠のいていく中快斗の盛大なため息が聞こえた





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