第30章 24
「んで、なんで来たんだよ」
私が押しかけたのが珍しい行動すぎてびっくりしているのだろう
「あのね?………今から言うことは私のワガママだから。あの、、、あんまり真に受けないで?」
一言前置きがないと言えない
けど深呼吸して心を落ち着けて
「私、、、、快斗と離れ離れは、イヤ
想像したの、快斗がラスベガス行っちゃったらって
それで心が離れちゃって他の人と付き合うかもしれない
そんな事考えたらもういてもたってもいられなくて……
昨日の言ってたことも本心なの
快斗の夢を応援したい!
私、快斗のマジックをしてる顔がキラキラしてるのが大好きで
盗一パパに憧れてることも何度も聞いてるし
でも、、、
大好きな人と離れ離れはイヤ
うっ、、ひっく。、
ごめんなさい、ワガママで」
最後はわけがわからなくて涙が邪魔して上手く伝えられてないかも
「………バーロォ////んなのワガママでもなんでもねーよ」
私の手を取り優しくキスをする快斗
「俺には極上な愛の言葉にしか聞こえないな」
引き寄せられてキスを一つ
「あぶねー。外だったから良かったけど、んな事俺の部屋で言われたらどうなるかわかんなかったぜ?」
ニシシッ。と笑う快斗にギュッと抱きつく