第27章 22.2
「え、快斗、ほんとにするの?」
そう言った理由は昨日の事があるから
「もう私、腰が限界」
必死に言っても、多分もうこれ止まんないなってとこまできてる
だって今私は既になにも纏ってない
いつもいつのまにか全て剥ぎ取られてるのだ
「だから今日はゆっくりな?」
そう言ってジャケットを脱ぎ捨てネクタイを乱暴に引っ張る姿を見て、本当にゆっくりしてくれるのか疑問に思う
ワイシャツまで脱ぎ捨てた彼はもうキッドではなくただの黒羽快斗で
私の愛しい人
そして先程の行動とは裏腹にいつもより優しく丁寧に解されていくので違う意味で身体が震え出す
「んぅ。あぁ。……ねぇ、快斗ぉ、、もうお願い///」
腰をくねらせながら逃げる快斗の指を求めてしまう
「激しいのはダメだろ?」
フッ。と笑う快斗に困ったような顔をして睨みつけた
「ほんっと意地悪」
逃げる快斗の手をそっと添えて自ら奥に差し込んで腰を動かしてしまう
「ああっ!んっ!…あぁー。いっちゃう!…んあっ」
ビクッビクッと数回身体が跳ねてボーっとする
「ゆり///悪かった。ほんとに」
そう言って深いけど優しいキスをしてくれる
「可愛すぎ」
そう言っていつの間にか避妊器具を装着していた快斗自身がゆっくり、でも深いところまで入って来て奥を優しく擦られる
「んああっ!だ、だめ!直ぐダメになっちゃう!」
「うん。いいよ、イキな」
ゆっくりトントンされるのが思ったよりも気持ちが良くて直ぐに達してしまった
くたっとなってる私をゆっくり抱き起こして快斗が寝転ぶとそのままギュッと抱かれゆっくり出し入れされる
「この方がキツくないだろ?腰」
私の腰を気遣ってか背中全体を撫でられるがそれはもはや快感でしかなくて泣きそうになる