• テキストサイズ

最後のマジック

第21章 18







ベルツリータワー


「ねぇー。マスクは大事に扱って」

紅子ちゃんに私が作った中森警部のマスクの髭が曲がってる事を指摘された快斗にいつもの通信手段でそう言うと青子にバレない様に(すみません)と謝る快斗




そしてこの招待状は


やっぱり罠で




どっかで聞いたことあると思ったのは
盗一パパと千影ママのロマンスだった






「ファントムレディ」
そう言う快斗


わぁぁ!思い出した!!この前ちょうど千影ママからきいたやつ!!



「青子、傷一つでも作ったら許さないからね!」

きっと快斗は上手く逃げ切るだろう


信じて待つしかないのがもどかしいけど、私のやれる事はそのくらいだ

















「ふぅぅ。つっかれたー!」
青子をこっそり部屋へ送り届け私の部屋に来たと思ったらベッドにダイブしてきた


「快斗ー。重い」
思いっきりのしかかってくる快斗

「んあー?わりぃーわりぃー」
そう言って隣にズレて抱きしめてくる

「衣装、皺になるよ」
未だキッドの服のままなので上着のボタンを外してあげた


「あー、そうそう。破けちったんだよ」
右ポケットに手を突っ込んで穴が空いているアピールをするので(ちょっと待っててね)と言い、快斗の腕からすり抜け裁縫箱を出した

ささっといつもの様に塞ぎ綺麗に整えて快斗に向き直ると既に部屋着に着替えていた

「おおっ!さすがだな」
満足気に塞いだ部分を見る快斗

「あ、言ってなかった……無事におかえりなさい。青子は無事?」

「ああ!まぁな♪」





「……それにしても、、フフッ。快斗のキザなところって盗一パパ似なんだね」
千影ママと盗一パパの馴れ初めを思い出してそう言うと快斗も思うところがあるのか(う、うるせー///)と照れていた




「快斗の宝石箱も他の宝石は入ってないよね?」

「バーロォ/////ったりめーだろ」
そっぽを向いて言う快斗にそっと抱きつく

「嬉しい///」
抱きしめ返してくれる快斗にそっとキスをした



fin18






/ 306ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp