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絶倫ルームシェアハウス

第2章 空気が重い





「おととい、きやがれ~!!」

「そんな言い方•••••••••」


「あんた。ここで今日から俺達とシェアする為に、わざわざ、ここまで来たんだろ?ほぉ~」



多一朗さんがやってきて、私をじろじろと見ている



「あの。なにか?」

「ん?いや、別に?」

「なんですか?言いたい事あるなら、はっきりと、おっしゃっていただけますか?」

「あの子初日に上から目線で多一朗に牙を剥くなんて•••••••••やっちゃったね」

「え?」



「•••••••••この俺様に偉そうな態度とるとは、良い度胸してんな•••••••••面白ぇ。今日の晩飯担当は新米に任せることにする」



「おい多一朗、お前なぁ」

「良いからさっさと支度しやがれ。俺様達が仕事から帰宅する間に、手料理を、振る舞え。思う存分に、な?ハッハッハ!」



多一朗さんは高笑いすると、お仕事に出かける。他の皆も、そそくさと支度し
仕事に行ってしまい私1人だけとなった



「初日から、トラブルが発生するなんて、びっくりしたでしょ?」



背後から聞こえた声がして振り向くと
最初に出会った男性だった


「ちょっとだけ•••••••••」

「大丈夫?無理にやる必要ないんだよ?」

「心配してくれて嬉しいです。担当者に任されたからには。責任持って頑張りますから。あの。お名前は?」
「僕は結都って申します。他の皆はそれぞれ別々で仕事してるから帰宅は遅くなっちゃうんだよね。今日は、たまたま僕だけ休日だったから。初級というのか、EAZYモードなら教えてあげても良いよ?」

「じゃあ、お言葉に甘えます•••••••」


「•••••••••うん。そういう素直な気持ちを、忘れないようにね?このシェアハウスのメンバーは好き嫌いが多いから間違えないように気をつけてね?」



プレッシャーかけられると憂鬱だな

ちゃんとフォローしてくれそうだから
ちょっと失敗しても大丈夫そう

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