第5章 眠れぬ夜が明けて
そっと、恋人のカラダをベッドの上に横たえる
「ニノ、俺寂しかったよ…もう二度と逢えないんじゃないかって、ちょっと不安だった」
「ちょっと?」
「うん、ちょっと」
訝しげに俺を見るニノをぎゅっと抱きしめる
「だって、こんなに愛してるのに離れられる訳無いじゃん?」
「…バカ///」
「うん、俺も愛してる」
「…会話が成り立ってねぇよ、バカ///」
「うん、俺も、すんげー愛してる」
ニノが照れながら嬉しそうに俺の背中に手を回した
「もうイイよバカ…さっさと抱け///」
「うん、逢えなかった分、いっぱいしようね?」
「一回でイイよ、バカ////」
「よし、いっぱいしよう♪」
それを聞いてニノが小さな声で嬉しそうに「バカ」って言った