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現代版おとぎ話

第2章 ジャックと豆の木〜僕と夏休みの豆研究


「すみません。カスタノスベルマムはありますか?」
僕が植物園のスタッフさんに聞くとちょっと待っててねと言われたから待つことにした。暫くしてスタッフさんが中くらいの鉢植えを持ってやってきた。
「これがカスタノスベルマムですよ。」
「わぁーすごい!ありがとうございます。」
「育て方はわかるかな?」
スタッフさんに聞かれて僕は笑顔で答えた。
「育て方はわかりませんが、自由研究で育てるので自分で調べて育てていきたいです。」
「そうなんですね。頑張ってください!」
スタッフさんがそう言って僕のお父さんに鉢植えを渡してくれたんだ。お会計を済ませて僕たちは家に帰ったよ。

家に帰ってすぐにカスタノスベルマムについて調べることにしたよ。


カスタノスベルマムは日光浴を好むんだって。だから日当たりのいいリビングに置くことにしたんだ。
エアコンの風が当たる場所は避けたいからドアの近くの棚の上に置いたよ。そして土が乾いたらたっぷりの水をあげるんだって。霧吹きで葉っぱにも水を咲きかけるんだ。

このカスタノスベルマムの豆は水を抜くなどすると食べられるみたいだけど毒があるし毒の抜き方が間違ってたらいけないからあくまでも観賞用に育てることにしたんだ。

名前はカスタノスベルマムから取ってカスタくん。これからぐんぐん大きくなってね。
そしてこの日から僕のカスタノスベルマムの観察日記が始まったよ。
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