• テキストサイズ

吸血姫/フェイタン/イルミ/HUNTER×HUNTER

第1章 嵐のち快晴



ーーー

【ハンター試験】

年に一度行われている合格率数百万分の一と言われる難関な試験で合格すれば、どこの国も顔パスで入れるし質屋に入れれば数億にもなる。

様々な理由で受ける人が多い中、コーネリアはある理由で申し込みをしようとしていた。


その理由は…

"ゴン・フリークス"や"キルア・ゾルディック"、その他キャラクターに会いたい。


お察しの通りコーネリアには前世の記憶がある。

この世界、ハンターハンターの物語を勿論知っている。

吸血鬼と魔女の間に生まれ485歳の誕生日にソレを思い出した。

そして今日は第287期試験の年。

物語の主人公であるゴン達が試験を受ける年なのだ。

吸血姫は上機嫌でハンター試験の申し込みをしている真っ最中。

木の椅子に座り羽根ペンに青いインクをつける。

ハンター試験応募カードに記入しようと手を動かすとガタガタと震えていた窓から軽いノック音が聞こえた。

外は台風が近づいており、雨と強風で屋敷の木々が大きく揺れている。

真っ暗で何も見えない窓を開けると窓枠に掴まったずぶ濡れの男が紫色の眼でコーネリアを見下ろしていた。

.
/ 35ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp