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聖なる夜に春の訪れ【NARUTO】

第3章 春の訪れ


楓side




小鳥の囀りで目が覚めると隣にカカシ先生はいなかった

「あれ?カカシ先生?」

起き上がり探そうとすると手に何かが触れる

枕元に小さなプレゼントボックスが置いてあった

(こ、これは…!!!)

サンタクロースからのプレゼントだ!

とは言っても私は子供ではないのでこれを置いてくれた人が誰かはすぐにわかった

「カカシ先生!!カカシ先生!!」

「んーーー…楓?」

「おはよう、ねぇカカシ先生、これカカシ先生からのプレゼント!?」

「あぁ、気づいたのね。さぁ、どうでしょう?」

「だから先生、ソファーで寝てたんだね、起きた時私がこのプレゼント気づくように。
寒くなかった??」

「ん!?あ、あぁ、そう…そうだよ……」

カカシ先生は心なしか気まずそうに頭をポリポリとかく

「ねぇ開けていい?隣座っていい!?」

「朝から元気だねぇ…どーぞ。ほらおいで。」

カカシ先生の隣に行くと先生は私の肩に腕を回し抱き寄せた

(クリスマス様様でございます…)

可愛くラッピングされた箱を開けると箱の中に四角いケースが入っていた

「こ、これって…」

「ん。開けてみ?」

パカっとその箱を開くと2つ少しだけ大きさが違う控えめなネックレスが並んでいる

「えっ!?ええっ!?これ、これ…!!」

「…嬉しそうだな、よかった。ペアのネックレス。
欲しそうな顔してたから。相手がオレでよかったのかはわかんないけど」

「カカシ先生じゃなきゃ嫌だよ!…えっ本当にいいの?つけていい!?」

嬉しくて嬉しくて泣きそうになってしまう
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