第3章 １２歳年下の彼

そう言ってこっちがまた…イって
しまいそうになって居るのを
声で感じ取ったのか
港斗が巴に言って来て。

パチュンッパチュンッ…と…
肌と肌がぶつかり合う音が…部屋に響く程。
そのピストンを加速させて来られてしまう。

「やぁ、や、や…っ、んんっ…ダメッ
そんな…、激しく…されちゃったら…ッ
もう…イっ…ちゃ……うッ、あっ、
あぁ、…ん、んッ、ん…ぅ」

『ダメですよ…、
まだ…イカないで…ッ
巴さん…、一緒に、僕が…
イクまで…待って…下さい…ッ』


港斗がこちらにそう言って来るが、
そんな激しいピストンで中を
滅茶苦茶に突かれてしまったら…。

もう…こっちは…また、
先に…このままイってしまいそう…だ。

「んぁあっ…ダメッ…イク…ッ
もう…イッちゃう…っ、のぉおっ、
あっ、あ、あぁああ゛あっ！」

こっちが先にイってしまっているのに
まだ…彼がそうなってないから、
そのまま激しいピストンで
パンパンと腰を打ちつけて来て。

パチュンッパンッパンッ…パンッ

『…もうちょっと…なんで…、
巴さん…
辛いかも知れませんけど…
そのまま…で、もうちょっとだけ
…我慢して…下さ…い…ッ』

パンッパンッと…抽送の度に
肌と肌がぶつかり合う音がして…。
彼が…そうなるのも…近いのは…
さっきまでとは…音が変わったから…。
雄介さんの時も…そうだったし…
それは…私も知ってるけど…ッ。

ガクガクっと…彼に
激しく揺さぶられている身体が
芯の方から震えるのを感じて。
奥底から……一気に…また…快感が
溢れ出して膨らんで来るのを…感じる…。

「あぁ…あ、え…？
あっ、んっ…あぁああ…っ
んんっ、変っ…変なんですッ…。
港斗…さん…、私っ…、んんっ、
さっき…イッた…のに…
ヤダっ、んんっ、またッ…来そう…ッ」

自分でも…もう…２回そうなったのに…
また…そうなりそうになって居て…。

「やっ…知らない…っ、
やっ、変なのっ、知らない…の…
あっ、あっ、また…
イキそう……に…なちゃって…るッ…」