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12歳年下の彼に溺愛される話

第103章 彼と私の8月26日



とロビーでホテルのスタッフの女性に
そう言われて手荷物を含めた
全ての荷物を預かられてしまって。

一体何が起こっているのか
私にはわからないままに
その女性に案内されている。

彼は私へのプレゼントって
言ってたけど…なんなんだろう??

ホテルの人に案内されて
2階にあるエステサロンに
連れて来て貰って。そこの入口で
エステのスタッフの人のバトンタッチされて。

『生田巴様、お待ちしておりました
どうぞ、このまま奥へお進み下さい』

そうか…エステ…を予約してくれてたんだ。

って…この時はそんな風に

彼からのサプライズを喜んでたんだけど。

お洒落なソファとテーブルのある
カウンセリングスペースで
いい香りのハーブティーと
カラフルな花びらが沢山浮かんだ
可愛いフットバスをして貰いながら
カウンセリングをして貰って。

既にカウンセリングの段階で
ハーブティーとフラワー
フットバスの香りで癒されていて。

その後は…髪のショーツとガウンに着替えて。

施術室に案内されて、

個室じゃない事に驚いたんだけど。

大きな窓からは明石海峡大橋が

見える絶景の施術室で。

プライバシーが守れるように

施術ベッドには1つずつ

天蓋が付いている。

エステベッドに天蓋が付いてるのは

初めて見た…と思いながら。

うつ伏せになって寝転んで

全身を…丁寧にオールハンドで

オイルマッサージされて行く。

その後はフェイシャルのトリートメントも

施術して貰って…仕上げには

沢山の花びらを浮かべたフラワーバスで

コースは終わり…だったんだけど。

この後はディナーなので

メイクもセットになっておりますと。

彼から預かった物だと…

着替えを渡して貰ったんだけど。

ディナーの為の服を用意してくれたのかなって

そんな風に思っていたら。

下着も…全部…だったんだけど。

用意して貰った下着も…

サイズ…もピッタリだったんだけど。

その下着の上から、華やかな

白地にピンクの花柄の

チュール生地が何層にも

重ねてあるワンピースで。

スカートの部分は

フィッシュテールみたいな

アシンメトリーなデザインになっている。


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