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12歳年下の彼に溺愛される話

第2章 割の悪いアルバイト



生田さんとは、

水曜日にジムで一緒になるから。

8月の23日の水曜日にも、

生田さんとジムで一緒になって。

帰りに…いつもの様に

お酒をちょっと飲みに行って。

その時に、26日…楽しみにしていますと。

彼の方から言われて、

トワイライトクルーズの予約も

してくれている…とその時に聞いた。

ママ活だろうが、レンタル彼氏だろうが、

出張ホストだろうが、実質のデート代は

女性側が支払うシステムだから。

予約してくれたコースを…

生田さんにそれとなく尋ねたら。

それは当日の楽しみが半減するので、

内緒です…と言われてしまって。

26日…に…、

私はお幾ら…お支払いすればと…。

益々巴は、

混乱してしまって居たのだが。

正直な話、男の人を買うのに抵抗もあるが。

生田さん…みたいな、

若い爽やかイケメンが。

それで、デートしてくれるって言うなら。

3歳年上の彼との、

結婚資金に貯金をしていたお金も。

そのまま老後の貯蓄にされてしまうより、

幾分浮かばれる様な…気もするから。

それに…、

ズルズルと…雄介さんの事を…

何時までも考えていても…とも思って。

自分が恋愛に前向きになる、

きっかけにでもなればと。

自分が、彼の時間を買おうとしてる事に

色々と言い訳をしてみる。

「私も…、クルージング初めてなので…、
26日が…、とても楽しみです…」

そんな会話を交わして、その夜は
生田さんとは別れた。

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そして…、

生田さんとの…デート当日の。

8月26日の日を迎えた。


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