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大妖怪の恋の行方
第1章 妖怪の孤独の日々
あんず視点
話し終わると爺さんは、小さな湯のみを持ちお茶を飲みました。
あんず「娘さんは可哀想です、だって夫が浮気をしても許すなんて」
爺さんは頷き、鏡を見つめ言う。
爺さん「きっと鏡も娘に同情して、答えたのじゃ」
私は自分が持っていた湯のみを、置き爺さんに聞く。
あんず「相手が望んでいなくても、蘇りは可能?」
爺さんは首を横に振り答える。
爺さん「無理じゃ」
布団を引き寝ることにした、頭で考えていたのは昔のことばかり。
好きな人と過ごした日々。
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