• テキストサイズ

【R18】禪院直哉→私←五条悟❇︎傷だらけの婚約者❇︎

第8章 私の知ってる直哉くん※



「……柔らかいななが良かった……。」

ポツリと言った直哉の言葉に、ななは固まった。




「何でななの術式で体鍛えてんねん。」

それは、呪力を沢山使うにも体力がいるからだ。




そんな事直哉は分かっているのに、ななの体を触っては不満を言う。




今までそんな事はあっただろうか。

いつもななの体に触り、愛しそうに撫でていた手が。

不満そうに体を這っている。




その時に感じた小さな不信感…。




直哉は一通りななの体を触った後に、ななにキスをしてくる。

直哉のキスを受けて、ななの瞼がピクッと震えた。




いつまでも飽きないで唇を合わせた後に、我慢出来ない様に入ってくる舌が。

今日はすぐに口の中に入ってくる。




その違和感に、ななの目がグッと歪んだ。




直哉はそれには気付かずに、いつもより早く情欲の込めたキスを繰り返す。




/ 422ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp